
・5本立ち胡蝶蘭の用途は?
・胡蝶蘭選びに失敗したくない
こんな疑問やお悩みにお答えします。
胡蝶蘭の購入を検討されているということは、近いうちに大切な日、大切な方へプレゼントをする機会があるのでしょう。
胡蝶蘭は決して安くないプレゼントですので、失敗がないよう当記事をお役立てください。

胡蝶蘭「3本立ち」と
「5本立ち」違いはなに?

そもそも「3本立ち」「5本立ち」とは何のことなのか。
まずは両者の違いを確認しておきます。
花茎(株)の数
○本というのは、茎の数を表しています。
「3本立ち」なら茎が3本、「5本立ち」茎が5本ということですね。
贈答用胡蝶蘭の場合、1株につき1茎に調整して大きな花を咲かせ、その株を寄植えすることで3本や5本立ちの胡蝶蘭を作っていきます。
つまり、茎の数=株の数でもあるわけですね。
1つの茎に咲いている花の数(輪数)、花の大きさ(大輪、ミディなど)の条件が同じであれば、本数が多いほど見た目の印象が豪華になります。
値段相場
基本的には本数が多いほど値段は高くなっていきます。
胡蝶蘭の値段相場
- 「3本立ち」
→10,000-35,000 - 「5本立ち」
→35,000-50,000
それぞれこのような相場になっています。
相場に値段の開きがあるのは、先程も触れたように花の数や花の大きさによる影響があるためです。
胡蝶蘭「3本立ち」
主な用途

企業宛て・個人事業主宛ての各種お祝いや個人宛てのお祝い、いずれにおいても適切な見た目とサイズといえる「3本立ち」胡蝶蘭。
そのためこの「3本立ち」の胡蝶蘭は胡蝶蘭ギフトの定番であり、最も利用されることが多いです。
「3本立ち」胡蝶蘭をベースに考えて、それ以上のものを贈る必要があると感じれば「5本立ち」以上の胡蝶蘭を選択しましょう。
各種お祝いの記事内では“○○な場合は「5本立ち」をおすすめ”というように、条件付きで「5本立ち」を選択肢に入れているケースがあるので参考にしてください。
またお祝いではありませんが、お悔やみ用(枕花)としても「3本立ち」胡蝶蘭が利用されます。
胡蝶蘭「5本立ち」
主な用途

「5本立ち」胡蝶蘭は基本の「3本立ち」よりも豪華で、目を引く存在感のある胡蝶蘭です。
そのような豪華な胡蝶蘭がふさわしいシーンは次の通りです。
「5本立ち」胡蝶蘭の用途
具体的な胡蝶蘭の選び方などは各記事を参考にしてください。
また「5本立ち」胡蝶蘭もお悔やみ用として利用されますが、こちらは供花として贈られることが多くなっています。
用途以外での
胡蝶蘭使い分け

ご紹介したように“開店祝いなら「3本立ち」” “周年祝いなら「5本立ち」”と用途でベースは決まります。
しかし、用途以外にも胡蝶蘭選びの要素となるものが3つあるので確認しておきましょう。
胡蝶蘭選びにおける
用途以外の要素
- 送り先のスペース
- 競合との差別化
- 送り主の社会的地位
送り先のスペース
送り先が狭ければダウングレード、送り先が広ければアップグレードを検討します。
- 狭い所に大きすぎる胡蝶蘭
- 広い所にコンパクトな胡蝶蘭
格好がつかなかったり、相手の迷惑になる可能性があるためどちらも避けたいところです。
事前に送り先のスペースを把握したり、相手方と事前に打ち合わせができるとよいですね。
競合との差別化
これは各種お祝いの記事内でも触れていますが、他社(者)と差別化をはかりたい際には胡蝶蘭をアップグレードさせるのも一つの手です。
「3本立ち」がベースの開院祝いの例)
→スペースも十分にあるクリニックであり、競合製薬メーカーより優位に立ちたいので「5本立ち」を贈る。
スペースが十分にあることを確認できたらになりますが、複数の競合他社からの贈答が考えられる際には検討してみてください。
送り主の社会的地位
贈答用の胡蝶蘭には立札を付けることがほとんどです。
その立札には送り主の名前が記載されるため、並べられた際にその人の名を汚さないよう胡蝶蘭をアップグレードさせることも検討します。
- 社長
- 大学教授
- 政治家
こういった肩書を持つ方が送り主となる場合、相場よりもワンランクアップさせた方がよさそうです。
もちろん、送り先のスペースを考慮しながらの検討になります。

失敗しない
胡蝶蘭選びをしましょう
「3本立ち」と「5本立ち」の違いや使い分けについて紹介しました。
予算もかかり、めったに無い大事なお祝いのシーンですので、本記事を参考に適切な胡蝶蘭を選んでくださいね。
最適な胡蝶蘭選びのお役に立てれば幸いです。