
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事では、これらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下のようになります。
昇進・栄転祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 昇進・栄転の当日〜1週間以内に届くよう手配
- 立札は添えるべき
- ラッピングの色は自由
- 名前の記載ミスなどに注意
それでは具体的に解説していきます。

胡蝶蘭のお届け日

昇進・栄転祝いに胡蝶蘭を贈る適切なタイミングを紹介します。
昇進・栄転いずれにおいても、就任日当日〜1週間以内に届くよう胡蝶蘭を手配しましょう。
適切なお届け日に7日間の猶予があるので、できれば仏滅を避けて尚かつ大安や友引に届けられると良いですね。


就任日前ではまだ前任者の方がいらっしゃるので、その方への失礼にあたってしまいます。
また、辞令が出たとはいえ実際に着任するまでは何が起こるか分からないものです。
どうしても就任日前に贈りたい事情がある場合は、会社ではなく相手の自宅へ贈らせてもらいましょう。
胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札とラッピングで装飾しましょう。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札には次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→昇進・栄転祝い(飾り文字)
ビジネスシーンなら木札、個人なら木札か紙札を選択しましょう。
また、メッセージカードも添えるとより相手に気持ちが伝わりますよ。
飾り文字とメッセージの例をあげておきます。
- 飾り文字
→「祝 昇進」「祝 御就任」「○○(役職)就任祝」 - メッセージ
→「この度のご栄転、心よりお慶び申し上げます。貴殿のご手腕とご人望の賜物と拝察いたします。今後一層のご活躍をお祈りしております。」
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
開店祝いなどと違い、ラッピングの色は自由です。
相手の好きな色を選んだり、色にメッセージを込めても良いですね。

胡蝶蘭贈答マナー全般

昇進・栄転祝いだけでなく、胡蝶蘭贈呈における注意点を紹介します。
社名や名前を正しく表記
昇進・栄転祝いの場合は、役職名や相手の名前の誤字に気をつけましょう。
・「課長」と「科長」
・「斎藤」と「齊藤」 など
思い込みで記載せず、今一度確認することをおすすめします。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
昇進・栄転祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
昇進・栄転祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 昇進・栄転の当日〜1週間以内に届くよう手配
- 立札は添えるべき
- ラッピングの色は自由
- 名前の記載ミスなどに注意
当記事が、昇進・栄転祝いに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。