
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事ではこれらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下の通りです。
還暦祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 誕生日当日か集まる日に贈る
- 立札かメッセージカードを添える
- ラッピングの色は赤が好ましい
- 年寄り扱いは厳禁
それでは具体的に解説していきます。

胡蝶蘭のお届け日

還暦祝いに胡蝶蘭を贈る適切なタイミングを紹介します。
- 誕生日当日
- 会食などで集まる日
胡蝶蘭を贈るタイミングは一般的な誕生日と同じですね。
仕事関係の人に贈る場合は、お祝い品を贈りたい旨を事前に相手に伝えておくと親切です。
胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札やラッピングで装飾しましょう。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札には次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→還暦祝い(飾り文字)
立札の種類は木札と紙札がありますが、ビジネスシーンでは木札を選択しましょう。
家族など親しい人に贈る場合は立札ではなく、メッセージカードを添えるほうが気持ちが伝わります。
もちろん、ビジネス/プラベート問わず「立札+メッセージカード」もOKです。
飾り文字とメッセージの例をあげますので参考にしてください。
- 飾り文字
→「祝 還暦」「還暦祝い」「還暦御祝」 - メッセージ(ビジネス)
→「◯◯様
謹んで還暦のお祝いを申し上げます。
◯◯様の今後益々のご健勝とご活躍を心よりお祈りしております。」
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
ラッピングの色は還暦のキーカラーである「赤」が相応しいですね。
白、白赤、ピンクの胡蝶蘭に赤いラッピングをすることで還暦祝いのムードを演出することができます。
胡蝶蘭贈答マナー全般

還暦祝いにおける胡蝶蘭贈呈の注意点を紹介します。
年寄り扱いをしない
長寿の始まりである還暦ですが、現代の60歳は非常に若々しく元気な方が多いですよね。
人生100年時代ともいわれる世の中であり、まだまだ現役である方がほとんどのはず。
長寿を祝うというよりは、「節目の年に改めて感謝を伝える日」として還暦祝いをすると喜ばれるでしょう。
十干十二支が一周する人生節目の年であることには違いありませんので、盛大にお祝いをしたいですね。
相手の名前を正しく表記
個人名の誤りに気をつけましょう。
・「齊藤」と「斎藤」
・「山﨑」と「山崎」
など
たとえ家族であっても、注文の際に入力ミスをする可能性があるため十分注意してください。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
還暦祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
還暦祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 誕生日当日か集まる日に贈る
- 立札かメッセージカードを添える
- ラッピングの色は赤が好ましい
- 年寄り扱いは厳
当記事が、還暦祝いに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。