
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事では、これらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下の通りです。
開院祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 内覧会当日の午前中または
開院日の前日に届くよう手配 - 立札は添えるべき
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
それでは具体的に解説していきましょう。

胡蝶蘭のお届け日

開院祝いに胡蝶蘭を贈るタイミングは、内覧会の有無によって2パターンあります。
・内覧会がある場合
→内覧会当日の午前中
・内覧会がない場合
→開院日の前日
内覧会とは、開院前にDr.の身内や地域の方、製薬メーカーなどを招いてお披露目をする場です。
内覧会の有無に関わらず、できれば事前に相手方と日程(時間)調整をしておきましょう。

胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札とラッピングで装飾しましょう。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札には次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→開院祝い(飾り文字)
ビジネスシーンなら木札、個人なら木札か紙札を選択しましょう。
また、メッセージカードも添えるとより相手に気持ちが伝わりますよ。
飾り文字とメッセージの例をあげておきます。
- 飾り文字
→「祝 開院」「祝 ご開院」「開院御祝」「御開院御祝」 - メッセージ
→「この度は、ご開院誠におめでとうございます。○○様のお人柄で、必ずや成功を収めますこと確信しております。貴院の今後のご活躍をお祈りいたします。」
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
押さえておきたいのは、ラッピングに「赤色を選ばない」ということです。
赤色が連想させるネガティブワード…
・「赤字」
・「火事」
「ついに独立開業してこれから!」という時に、縁起の悪いものが贈られてきたら良い気はしませんよね。

という時は、赤に近いピンクであったり、赤一色ではなく他の色をあわせるなど工夫するとよいでしょう。
胡蝶蘭贈答マナー全般

開院祝いだけでなく、胡蝶蘭贈呈における注意点を紹介します。
社名や名前を正しく表記
開院祝いの場合は、クリニック名や相手の名前の誤字に気をつけましょう。
・○○内科と○○内科医院
・耳鼻咽喉科と耳鼻科
・クリニック〜と〜クリニック
など、間違えないよう注意です。
思い込みで記載せず、今一度確認することをおすすめします。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
開院祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
開院祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 内覧会当日の午前中または
開院日の前日に届くよう手配 - 立札は添えるべき
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
当記事が、開院祝いに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。