
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事ではこれらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下の通りです。
上棟祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 上棟式に参加
→当日に持参 - 上棟式を欠席
→式前日までに手配 - 立札は添えるべき
- ラッピングの色は赤以外
- 名前の記載ミスなどに注意
それでは具体的に解説していきます。

胡蝶蘭のお届け日

上棟祝いに胡蝶蘭を贈る適切なタイミングを紹介します。
- 上棟式に参加
→当日に持参して手渡し - 上棟式を欠席
→式前日に届くよう手配
上棟祝いは、上棟式当日に持参し相手に手渡しすることが基本です。
招待していただいたけれど、どうしても参加ができない場合には上棟式前日に届けるとよいでしょう。
もしくは、参加できない場合には上棟祝いを贈らないというのも一つの選択肢になります。


上棟式は建築の最中(木造建築:柱や梁の骨組みが完成した段階。鉄筋コンクリート造:鉄骨工事が終了した段階)で行われます。
その後、新居や新社屋が完成したときに行われるのが竣工式です。
都合が悪く上棟式に参加できない場合は、お詫びの連絡をし、この竣工祝いの際に改めてお祝いに伺うとよいでしょう。
胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札とラッピングで装飾しましょう。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札には次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→上棟祝い(飾り文字)
立札の種類は木札と紙札がありますが、ビジネスシーンでは木札、個人宅宛では紙札かメッセージカードを添えるとよいでしょう。
飾り文字とメッセージの例をあげますので参考にしてください。
- 飾り文字
→「祝 御上棟」「祝 上棟式」「上棟御祝」 - メッセージ
→「この度は上棟式の儀、誠におめでとうございます。工事期間中の安全を心から祈念いたします。
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
ラッピング色は「赤以外」を選ぶようにしましょう。
「赤」から連想されるネガティブワード
→「火事」

という時は、赤に近いピンクであったり、赤一色ではなく他の色をあわせるなど工夫してみてください。
胡蝶蘭贈答マナー全般

上棟祝いだけでなく、胡蝶蘭贈呈における注意点を紹介します。
名前を正しく表記
相手の名前や社名の誤りに気をつけましょう。
・「株式会社○○」「○○株式会社」
・「齊藤」と「斎藤」
・「山﨑」と「山崎」
など
思い込みで記載せず、今一度確認することをおすすめします。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
上棟祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
上棟祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 上棟式に参加
→当日に持参 - 上棟式を欠席
→式前日までに手配 - 立札は添えるべき
- ラッピングの色は赤以外
- 名前の記載ミスなどに注
当記事が、上棟祝いに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。