
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事ではこれらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下の通りです。
移転祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 移転日の前日〜当日に届くよう手配
- 立札は添えるべき
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
それでは具体的に解説していきます。

胡蝶蘭のお届け日

移転祝いに胡蝶蘭を贈る最適なタイミングいつでしょうか。
- 移転日の前日
- 移転日の当日
移転披露宴や開所式に間に合わせたいこともあり、安ぱいなのは“移転日の前日”です。
その際は、念の為事前に贈り先の方に了解を得ておくと安心ですね。
また、当日に間に合わなかった場合は、移転日から一週間以内であれば胡蝶蘭を贈ってもマナー違反にはならないことも覚えておきましょう。

胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札とラッピングで装飾しましょう。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札には次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→移転祝い(飾り文字)
立札には木札と紙札がありますが、ビジネスシーンにおいては格式の高い木札を選びます。
また、メッセージカードも添えるとより相手に気持ちが伝わりますよ。
飾り文字とメッセージの例をあげておきます。
- 飾り文字
→「祝 移転」「祝 御移転」「祝 リニューアルオープン」 - メッセージ
→「この度は新社屋への移転、誠におめでとうございます。貴社のますますのご発展をお祈りしますとともに、今後とも一層のお引き立てを賜りますようお願いいたします。」
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
押さえておきたいのは、ラッピングに「赤色を選ばない」ということです。
赤色が連想させるネガティブワード…
・「赤字」
・「火事」
心機一転、これから新たにスタートを切るという時に、縁起の悪いものが贈られてきたら良い気はしませんよね。

という時は、赤に近いピンクであったり、赤一色ではなく他の色をあわせるなど工夫するとよいでしょう。
胡蝶蘭贈答マナー全般

移転祝いだけでなく、胡蝶蘭贈呈における注意点を紹介します。
社名や名前を正しく表記
当然ですが、相手の会社名や名前の誤字に気をつけましょう。
- 「株式会社○○」と「○○株式会社」
- 「斎藤」と「齊藤」
など
せっかく良い胡蝶蘭を良い日に届けても、会社名や個人名を誤っていては台無しです。
思い込みで記載せず、今一度確認することをおすすめします。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
移転祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
移転祝いに
胡蝶蘭を贈るには?
- 移転日の前日〜当日に届くよう手配
- 立札は添えるべき
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
当記事が、移転祝いに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。