
・立札やラッピングはどうする?
・NG行為があるなら事前に知りたい
本記事ではこれらの疑問にお答えします。
結論を簡潔にまとめると以下の通りです。
クラブ・ホステスに
胡蝶蘭を贈るには?
- 開店記念日の前日
- 誕生日当日の店オープン前
- 立札はケースバイケース
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
それでは具体的に解説していきます。

胡蝶蘭のお届け日

クラブ、またはホステスに胡蝶蘭を贈る最適なタイミングを紹介します。
- クラブ宛
→開店記念日の前日 - ホステス宛
→誕生日当日の店オープン前
特に気をつけたいのがホステスに胡蝶蘭を贈る場合です。

お店からのプレッシャーもあり、このように彼女たちは押しつぶされそうな思いで当日を迎えるそうです。
そのため、誕生日当日の店オープン前までに胡蝶蘭をお届けすることで、「ちゃんとお祝いがきてる!」とホステスを安心させられますよね。
大切に思っているホステスがいるのであれば、贈るタイミングにも気を遣い少しでも貢献してあげましょう。

胡蝶蘭の装飾品

胡蝶蘭をそのまま贈るだけではお祝い花としての役割を果たせません。
立札とラッピングについて紹介します。
胡蝶蘭の立札
「誰から」「どういう理由で」胡蝶蘭が届いたのかを明確にするのが立札です。
立札を添える場合は次の内容を記載します。
- 「誰から」
→贈り主(あなた)の名前 - 「どういう理由」
→開店祝い、誕生日祝い(飾り文字)
ただし、立札を添える際に注意したいのが贈り主(あなた)の名前の記載についてです。
理由はお察しの通り、SNSで拡散されることでプライバシーを侵害される可能性があるためです。
中には種々の事情で自分がクラブに通っていることを知られたくないという方もいらっしゃいますよね。
立札を添えないか、ニックネームがある場合は本名の代わりに記載することでリスクヘッジになります。
また、メッセージカードも添えるとより相手に気持ちが伝わりますので、飾り文字とメッセージの例をあげておきます。
- 飾り文字(クラブ)
→「祝 ○周年」「祝 開店○周年」「○周年御祝」 - 飾り文字(ホステス)
→「祝 誕生日」「誕生日御祝」「誕生日おめでとう」 - メッセージ(クラブ)
→「この度は「○○(店名)」の創業○周年、心よりお祝い申し上げます。これからも○○(地名)になくてはならないお店として、ファンを増やし続けていってください。ますますのご発展をお祈りいたします」 - メッセージ(ホステス)
→「お誕生日おめでとう。ほんの気持ちばかりですが、これは日頃の感謝の印です。これからもよろしくね。」
胡蝶蘭のラッピング
贈答品ですので、胡蝶蘭には必ずラッピングをします。
押さえておきたいのは、ラッピングに「赤色を選ばない」ということです。
赤色が連想させるネガティブワード…
・「赤字」
・「火事」
一般的な企業よりも気にされないかとは思いますが、念には念を入れておきましょう。

という時は、赤のラッピングでもOKです。
もしくは赤に近いピンクであったり、赤一色ではなく他の色をあわせるなどの工夫をするとよいでしょう。
胡蝶蘭贈答マナー全般

クラブ・ホステスに贈る場合だけでなく、胡蝶蘭贈呈における注意点を紹介します。
店名や名前を正しく表記
当然ですが、クラブ名やホステスの名前の誤字に気をつけましょう。
せっかく良い胡蝶蘭を良い日に届けても、店名や個人名を誤っていては台無しですからね。
思い込みで記載せず、今一度確認することをおすすめします。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは次のようなものです。
「別れる」「終わる」「繰り返す」
「燃える」「倒れる」…etc
メッセージを添える際は、贈る前に忌み言葉を使用していないかチェックしましょう。
花の本数は奇数で用意
お祝い花は割り切れない数がよい、というのはご承知のことかもしれません。
また、奇数であっても「9(苦)本立て」の胡蝶蘭はよろしくないです。
基本は「3」「5」「7」であることを押さえておきましょう。

まとめ
クラブ・ホステスに胡蝶蘭を贈る際に気をつけるポイントについてご紹介しました。
クラブ・ホステスに
胡蝶蘭を贈るには?
- 開店記念日の前日
- 誕生日当日の店オープン前
- 立札はケースバイケース
- ラッピングは赤以外を使用
- 名前の記載ミスなどに注意
当記事が、クラブ・ホステスに胡蝶蘭を贈る際のお悩み解決に役立てば幸いです。