
・何でお祝いといえば胡蝶蘭なの?
本記事ではこれらの疑問にお答えします。
実は、胡蝶蘭がお祝い花として選ばれているのには5つの理由があるんです。
理由とともに胡蝶蘭の需要についても解説していきます。

胡蝶蘭の需要は?

まずはざっくりと胡蝶蘭の市場規模を確認してみましょう。
(*お祝いに選ばれる理由だけ知りたい方はコチラからジャンプ!)

上記の表は農林水産省が公表しているデータを一部抜粋して作成したものです。
平成29年(2017年)における花きの生産状況を示しています。
・花き(花卉)
→読み方は「かき」。花を観賞用とする植物のことをいいます。
鉢物類全体の生産額が971億円である中、洋ラン類は364億円とその大部分を占めています。
そして洋ラン類の約70%以上が胡蝶蘭と言われていますので、胡蝶蘭は260億円程の市場規模であると推定できます。


平成29年 花別産出額ランキング | ||
1位 | 菊 | 625億円 |
2位 | 洋ラン類 | 364億円 (うち7割が胡蝶蘭) |
3位 | ユリ | 214億円 |
4位 | バラ | 178億円 |
胡蝶蘭の推定産出額は約260億円でしたね。
区分(鉢物類、切り花類など)をまたいで見ても、花き業界において胡蝶蘭の産出額が大きい=需要があることが分かります。
そして胡蝶蘭のほとんどがお祝いの贈答品として使われていますので、やはり胡蝶蘭はお祝い花として重要な役割を果たしていると言えます。
胡蝶蘭が選ばれる
5つの理由

それでは、胡蝶蘭がお祝い花の定番となっている5つの理由を紹介します。
お祝い花に選ばれる理由
- お祝いに相応しい花言葉
- 花持ちが良い
- 花粉と香りが少ない
- 一年中手に入る
- 美しい花姿
お祝いに相応しい花言葉
胡蝶蘭の花言葉は『幸福が飛んでくる』です。
この、幸福が舞い込んでくるイメージがお祝い花としてぴったりなんですね。
開店祝いに胡蝶蘭を贈れば事業の発展、誕生日祝いであればより良い人生が送れる姿が想像できそうです。
花持ちが良い


花が鑑賞できる期間は大体2-3ヶ月と非常に花持ちが良いのが特徴です。
かといって特別難しい手入れは入らず、基本的には「土が乾いたらコップ一杯の水をやる」だけで大丈夫ですよ。
花粉と香りが少ない


胡蝶蘭は花粉も香りも少ないので、贈る相手を選びません。
花粉症の方にも、生花の香りが苦手な方にも安心して贈ることができます。
一年中手に入る


胡蝶蘭は日本各地で生産されており、通年で質の良いものが手に入ります。
通販サイトを利用すれば、質が良く、開花のタイミングもばっちりな胡蝶蘭を購入できます。
美しい花姿


引用:Green Jungle公式HPより
ご覧の通り、蝶が舞っているような優美で豪華なお花です。
お祝いの席もパッと華やぎますね。
まとめ
胡蝶蘭の需要と、お祝いに選ばれる理由を紹介しました。
お祝い花に選ばれる理由
- お祝いに相応しい花言葉
- 花持ちが良い
- 花粉と香りが少ない
- 一年中手に入る
- 美しい花姿
当サイトでは、様々なお祝いに活躍する胡蝶蘭の選び方や贈り方をわかりやすく紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。